ギャンモの最新情報は、インスタグラムで更新しています。
@gammo_japan

ギャンモプロジェクト発足の経緯は下部に記載


ギャンモデビューの

2023年3月、FOODEX(国内最大級食品展示会@東京ビックサイト)での発表がきっかけで、同年9月から半年間JALファーストクラスラウンジで採用されました。次は目指せ機内食!!日本のプラントベースを世界中の人に食べてもらいたいものです。

このギャンモは、ギャンモプロジェクト発起人である当協会池上のレシピを再現した株式会社エヌ・ディ・シー製のギャンモボール。ふかふかのがんもどきではなく、ギュッと噛み応えのあるものに仕上げました。
ギャンモプロジェクト構想は「ギャンモバーガー」からスタートしましたが、同時に作っていたボール形状のものが先にデビューとなりました。
ギャンモ、ケールソテー、ラタトゥイユ、バルサミコソース添えという一品に。
空港ラウンジは搭乗前のお客様に提供するものなので、衛生管理は驚くほどの厳しさでした。
ここでデビューできたことをとても嬉しく思っています。

 


ギャンモプロジェクト参加店情報(随時更新)

2025年5月3日
先月に続き、おとうふ工房いしかわ(愛知県)の大人気の朝市にて、ギャンモバーガーを販売!完売しました。「美味しい!」の感想ありがとうごいます。また6月の朝市でも登場予定です。
おとうふ工房いしかわ製きのこ入りがんもで照り焼きギャンモバーガー


2025年2月10日
埼玉県越谷市にあるcamecame30 CAFE & BURGER lit.link にてギャンモバーガー始まりました。
親父のガンコとうふ製ギャンモパテ使用


2024年10月
1年かけて開発に取り組んだ不二製油版ギャンモボールが完成!
本ライン製造確認も経て、大量生産が可能となりました。
全国展開の飲食チェーンなど、ぜひお問合せください。
オススメはカレートッピング、サラダ、サンドイッチ!

2024年9月
ニュージーランド高級リゾートで取り扱い開始
JFCを通してオセアニアへの輸出が可能となりました。
(株式会社エヌ・ディ・シー製ギャンモボール)


LUNA BURGER(神奈川・鎌倉)のギャンモバーガー
親父のガンコとうふ製ギャンモパテ使用


ライスバーガー専門店おこめどき(東京・渋谷)
株式会社エヌ・ディ・シー製ギャンモボール使用
親父のガンコとうふ製ギャンモパテ使用


漬け野菜イソイズム(京都)
株式会社エヌ・ディ・シー製ギャンモボール使用



親父のガンコとうふ
ギャンモプロジェクト当初から試作などでご協力いただいていた「親父のガンコとうふ」(熊本県)から、ギャンモパテが正式に製造販売されることになりました!


その他イベント情報など(随時更新)

2024年11月20日
オーストリア大使館主催のソイフードセミナーを担当し、ギャンモもご試食いただきました。嬉しいことに、大変好評いただきました。

2024年4月15日
アヌーガセレクトジャパンにて株式会社エヌ・ディ・シー製ギャンモが「イノベーションアワード」を受賞しました。ご来場どうもありがとうございました。



2023年3月
FOODEXにて株式会社エヌ・ディ・シー製ギャンモ初披露。大反響大好評に驚きと嬉しさで溢れました!!

 


ギャンモ誕生までの経緯

2023年1月28日
一般社団法人日本ソイフードマイスター協会

代表理事 池上紗織

協会設立時の2014年から、協会では大豆ミートを紹介し、試食でもお出ししてきました。
当時は、「聞いたこともない」という人がほとんど。食べたことがある人はほぼいませんでした。

この2年ほどで状況は一気に変わり、受講者のほとんどが大豆ミートを知っていて、食べたことがあります。ご家庭で日常的にも調理している人は少ないですが。。。

さてみなさんは、大豆ミートを含むプラントベース食品に対して、どのような感想をお持ちですか?
「おいしくてリピートしたい!」という人もいれば、
「おいしくない、人に勧めたくない。」というネガティブな意見が多いのも事実。

これは、どうしてだと思いますか?

たとえばあなたが、「バターたっぷりのクッキー」を期待している時に醤油せんべいを出されたら、ガッガリしませんか?

プリプリでジューシーなソーセージを期待している時に、魚肉ソーセージが出されたら、ガッカリしませんか?

すっぱい梅干しを期待して口の中も準備万端な時に、はちみつたっぷりの甘~~い梅を食べたら「うっ!」となるでしょう。 

期待や想像とかけ離れているほど、ガッカリ感が強くなります。でも、お煎餅を食べたい時も、魚肉ソーセージを食べたい時もあるし、本来それはおいしい食品ですよね。

それはそれ!
大豆を「完全に動物性の肉の代替」として捉えるには、どこか無理があるのではないでしょうか。

カニかまぼこだって、もう「カニカマ」としての地位を確立していると思います。プラントベース食品も「それはそれとしての地位」を確立させ、肉と比較しない方がいいのではないかと思うのです。

もしも本物のお肉に間違うほどのものがあったら、材料が気になります。はたして、ヘルシーに仕上がっているのでしょうか。

    *          *         *         *         *

日本ソイフードマイスター協会は、ニュートラルな立場で様々な大豆加工食品を見てきています。
その中で感じるのが、「日本の大豆食文化・大豆加工技術を活用しないのはもったいない!」ということ。
※日本人は、菜食主義者ではなくても誰もが当たり前のように大豆食品を食べるのです。
スーパーのお豆腐コーナー、どれだけ種類が豊富なことでしょうか!!もう、これが奇跡。


最新のフードテックだからこそ生み出される大豆加工品もあります。
これまでの大豆加工技術では生み出せなかった「噛み応えのある食感」が出せるようになったのです。

この新しい加工品を、
①よりお肉に近づけるのか。
それとも
②これまでの大豆加工食品の延長線上に持っていくのか。


私は②を選びました。

「大豆だってわからないね!」が誉め言葉の大豆ミート製品。
一方で、
「大豆の甘みがあっておいしいね!」と言われる豆腐製品。

真逆です。

本来、何を口にするかをわかって食べることが大事ではないでしょうか。

最新のフードテックで生み出される加工品(乾燥大豆ミート)と、昔ながらの大豆加工食品の両方を活用して、日本ならではのプラントベース食品を作りたい。それが「ギャンモ」の始まりです。

出汁が染みておいしいフカフカのがんもどきとは違った食感に仕上げることで、これまでの大豆食品では不向きだった食べ方にも使いやすいように工夫しました。

代替肉と同じシチュエーションで食べることになりますが、「代替」ではなく大豆食品として堂々とおいしく食べられるのが、ギャンモです!(従来のがんもどきの中にもいろいろあって、必ずしもすべてがフカフカした食感なわけではありません。ギャンモバーガーに適したものもありますよね。)
 
当協会は食品製造業ではありません。この想いに共感し、形にしてくれる企業を探していました。
そして、2022年初頭にこのプロジェクトのコラボ(提携)第一弾となる企業が名乗りを上げてくださいました。
長年大豆ミート製造を手掛けてきた株式会社エヌ・ディ・シー。
まずは、池上紗織監修版のギャンモがデビューです!


ぜひ、多くの飲食店や豆腐メーカーにもギャンモを始めてもらいたいと思っています。
プラントベース業界に新風を!それがギャンモプロジェクトです。